[Report] IVLP ALUMNI FOR THE BRIGHT FUTURE SOCIETY AT EXPO 2025 開幕!
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2025/1/26(日)第1回「健康とウェルビーイング」
北は北海道、南は沖縄まで、まさに全国各地から米国国務省人物交流プログラムのアラムナイ、未来世代の高校生大学生の合わせて70名以上が集まり、4ヶ月間にわたるJAC-US主催・アメリカ大使館助成のExpo教育プログラムが始まりました。
記念すべき第1回は「健康とウェルビーイング」をテーマに、菅原丈二氏(日本医療政策機構副事務局長)、古元重和氏(北海道大学医学部教授)をゲストスピーカーにお迎えしました。お二人ともIVLPアラムナイで、本プログラムの趣旨にご賛同いただき「次世代へ貢献できるなら」と快く引き受けてくださいました。 前半のプレゼンテーションでは、日本と海外での高齢化の推移、健康に影響を与える要因など具体的なデータとともに、ローカルかつグローバルな視点で両氏よりお話しいただきました。
後半はアラムナイ・学生混合でグループに分かれて自己紹介とディスカッション。
「健康とは身体の不調だけでなく、心の不調や社会的要因による不調の割合の方が多いことに驚いた。」
「社会参画がうつ病の発症率を低下させることが印象に残った。」
「高齢化に地域差があることに驚きました。」
「高齢者の集まる場所をなくさないようにしたい。」
「睡眠時間を確保するためにスマホの利用を制限したい。」
…
講演を聞いた感想や、これから自分にできることなど活発な意見交換が行われました。 今回は4ヶ月ともに学ぶ参加者同士の最初の出会いの場でもありました。 講演の最後に参加者に贈られた、
“Think BIG, Start SMALL, Move FAST”
この言葉を胸に、様々な分野のプロフェショナルたちと志高い若者たちがこれからどのようなシナジーを生み出していくでしょうか?乞うご期待です!
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第1回「健康とウェルビーイング」 ゲストスピーカー
菅原 丈二 氏(日本医療政策機構副事務局長)
宮城県仙台市生まれ。中央大学総合政策学部卒業、クイーンズランド大学大学院国際公衆衛生グラデュエート・ディプロマ取得。2016年10月より日本医療政策機構に参画。医薬品アクセス、医療技術評価(HTA)、薬剤耐性(AMR)に携わり、グローバルヘルス・エデュケーションプログラム(G-HEP)や医療政策アカデミーといった、医療政策人材の養成プログラムを担当する。現在は、気候変動、生物多様性の喪失、汚染などと人々の健康に取り組むプラネタリーヘルスプロジェクトを立ち上げおよびその実施を担当するとともに経営企画、組織運営、広報事業、そして資金集めなどの業務などに従事。米国国務省のインターナショナル・ビジター・リーダーシップ・プログラム(IVLP)のアラムナイ。
古元 重和 氏(北海道大学医学部教授)
北海道大学医学部医療政策評価学教室教授。国立病院で医師として勤務後、厚生労働省に入省し、二十数年にわたり国の医療政策の立案を担当。厚生労働省保険局医療課、ロンドン大学、環境省環境保健部、老健局老人保健課、三重県健康福祉部医療政策監、大臣官房厚生科学課主任科学技術調整官、医薬食品局審査管理課医療機器審査管理室⻑、千葉県健康福祉部保健医療担当部⻑、保険局医療課企画官、医薬・生活衛生局血液対策課⻑、健康局がん・疾病対策課⻑、老健局老人保健課⻑等を経て、令和6年8月より現職。岡山県出身、慶應義塾大学医学部卒業、医学博士。