[Webinar] 11/7 ~ドキュメンタリー映画 "CURED" に学ぶ~
DEIウェビナーイベント:在札幌米国総領事館・北海道大学DEI推進本部共催 〜ドキュメンタリー映画 "CURED" に学ぶ〜
2023年11月7日(火) 17:30-18:30 に、在札幌米国総領事館・北海道大学DEI推進本部共催のDEIウェビナーイベント『〜ドキュメンタリー映画 "CURED" に学ぶ〜』が開催されます。このイベントは、映画『CURED』の上映会(無料)と、医療/メンタルヘルス関連問題を含む日本のLGBTQIの権利に関するディスカッションで構成されています。映画の無料視聴とウェビナー参加が可能ですので、この機会をぜひご利用ください。
〇 ウェビナー開催日時:2023年11月7日(火) 17:30-18:30
〇 映画『CURED』無料視聴期間:2023年10月28日〜11月6日
映画は日本語字幕付き、上映時間約60分。ウェビナーの言語は日本語のみ。
〇 対象:LGBTQIコミュニティ、NPO、政府職員、臨床心理士、医師、学術関係者、大学生
〇 申込:視聴、ウェビナー参加ともに申し込みはこちら。視聴のためのリンクとパスワードが登録したメールアドレスに10月28日に送られます。
https://bit.ly/cured_202311
*このプログラムは、在札幌米国総領事館と、北海道大学ダイバーシティ・公平・インクルージョン室と協力して開催されます。
〜作品について〜
「CURED」は5年の歳月をかけて、LGBTQの平等を求める闘いにおける、まだほとんど知られていない重要な一章を描き出しています。これは、アメリカ精神医学会(APA)が同性愛を精神病マニュアルから削除するに至ったキャンペーン。1973年のこの重要な決定以前は、医学界はすべてのゲイやレズビアンを病気とみなし、治療が必要だと考えていました。企業や政府は、差別や偏見を正当化するために精神病分類を利用しましたた。レズビアンやゲイ男性が「病気」である限り、平等への前進はほとんど不可能でした。
「CURED」は、新たに発掘されたアーカイブ資料(その多くは数十年にわたり未公開)を盛り込み、LGBTQの権利獲得運動における重要な転換点となった戦略と戦術を示し、観客をこの興味深い物語の内部に引き込むことでしょう。実際、1969年のストーンウォールの反乱に続き、APAの決定に結実した戦いは、LGBTQのアメリカ人にとって、第一級市民権への道における最初の大きな一歩となりました。「CURED」は、LGBTQの平等を求める現代の運動という大きな文脈の中でAPAとの話を位置づけながら、必然とはほど遠いこの勝利に新たな光を当てています。
共同監督:パトリック・サモン、ベネット・シンガー
"CURED" 公式サイト:https://www.cureddocumentary.com/
〜ウェビナーについて~
日米のLGBTQ文化に詳しいジャーナリストの北丸雄二氏をファシリテーター兼コメンテーターに迎え、映画の感想、日米のLGBTQコミュニティ、文化や市民権運動の比較などお話しいただきオーディエンスに本作の理解を深めてもらうと共に、ゲストコメンテーターのお二人、トランスジェンダーであることを公表している北海道議会議員、渕上綾子氏と、北海道の同性婚訴訟の弁護を担当する弁護士、須田布美子氏にも感想、コメントをいただき話し合います。お二人は国務省人物交流プログラムのアラムナイでもあり、プログラムの経験も交えてお話しいただきます。